5分で丸わかり「医療保険を考えている人必見!」本当にその保険入る必要ある??

最近私の身にあった出来事です。

友人から連絡があり、内容を聞いたところ、

「医療保険に入った方がいいか?」

という相談でした。

この友人は私が医療関係に勤めているのを知っていたので、その辺に詳しいと思ったのでしょう。

正直私の結論から言うと・・・

私は基本的には医療保険に入る必要性は少ない

と思っています。

それを保険に馴染みのない友人にどうやって伝えればいいかと少し考えました。

今回はその友人にしたお話をあなたにお伝えしていきたいと思います。

後から考えると同じような保険の悩みを持っている人は多いと思います。

病院でもたまにどういう保険があるのか聞かれることがあります。

ですので、何らかの参考になれば嬉しいです。

医療費はいくらかかる?


そもそも医療費っていくらかかるのでしょうか?

厚生労働省が発表している、生涯医療費というデータがあります。

これは一生のうちに医療費がいくらかかるかという統計です。

現在一番新しい平成28年度推計によれば、生涯医療費は2,700万円ということです。

2,700万円も払えないよ!

と思う人が多いかと思いますが、これは実際にかかる医療費ではなくて医療費の総額です。

自己負担するのは、年齢や所得に応じて変わってきますが、1割から3割です。

そして40歳くらいの人であればもうすでに600万円近い金額は支払われています。

そうなると2100万円の1割はら3割ですから200万〜600万となります。

大概の方は400万円くらいになるのではないでしょうか?

これで一生涯にかかる大体の医療費はわかりました。

問題は、

・医療保険に入ることによで医療費をカバーすることができるか?
・実際に医療保険に入った場合は全体でいくらかかるのか?

ここが問題です。

実際に考えて見よう

ここで私の友人をサンプルケースとして考えて見ましょう!

私の友人はとある保険会社の終身医療保険に入ることを検討しています。

40歳男性で一生涯続く終身医療保険に入ろうと検討しています。

保証内容は入院した場合は1万円、手術給付金20万円といたってオーソドックスな医療保険です。

月々の保険料は年齢で変わらないとします。

このケースで試算すると、月あたりの保険料は3,906円でした。

これを1年12ヶ月で12倍して、男性の平均寿命の80歳まで生きたとしましょう。

40年間払い続けたとすると合計支払額は187万4880円になりました。

3,906円×12ヶ月×40年=1,874,880円

約187万円で一生涯に使う医療費が賄えるんだったらお得なんじゃないかと思うかもしれません。

果たしてそうでしょうか?

例えば手術が必要な病気になり、10日間病院に入院したとします。

そうなると20万円の給付金に10日間の入院給付金ですから合計30万円になります。

そうなると6回このような入退院を繰り返してほぼ保険料と同額。

元を取れるんなら7回以上このような入退院を繰り返さなければいけません。

実際にこんな人はいるのでしょうか。

いないことはないでしょうが、少ないですし誰も望まないですよね。。。

また医療はどんどん進歩しています。

・入院日数も少なくなってきた
・今まで入院していたような病気を通院で治療できるようになった

入院日数ベースで保険金をもらう場合、もらえる額が少なくなりがちです。

さらに告知義務違反など手続き上の問題で、保険金をもらえないケースもあります。

ですので、医療保険だけで全ての医療費を補うことは難しくなってきます。

ではどうしたらいいのでしょうか?

という疑問が出てくる方もいると思います。

日本の医療制度

日本の健康保険制度というのは以外にしっかりしているのです。

有名なものに「高額療養費制度」というものがあります。

健康保険に入っていればある一定の医療費が発生した場合、自己負担がほとんどかからないという制度

具体的にはその方の年収などによっても変わってきます。

もし年収が700万円以下の方であれば80,100円を超えた医療費に関しては自己負担額はほとんどかかりません。

少々複雑ですが下記のような式になります。

(医療費ー267000円)×1%+80100円=自己負担額

仮に医療費が100万円かかったとしましょう。そうなると、

100万円ー267,000円=733,000円
733,000円×1%=7,330円
7,330円×80100円=87,430円

となります。

医療費が100万円かかることはほぼないでしょうから、医療費は8万円台を超えることはほぼないでしょう。

ただこの高額療養費制度というのは基本的に一度医療費を払ってからのちに払いすぎた分を返金という形になります。

一度払うのが難しい方でも健康保険の組合等に「限度額適用認定証」というものを発行してもらえば、限度額を超える支払いを行う必要はありません。

さらにこの限度額認定証を発行し忘れていた場合でも「高額療養費貸付制度」というものがあります。

これは払いすぎた医療費が返還されるまでの間、高額療養費で返金される金額の一部を無利子で借りることができる制度です。

まとめ

いかがだったでしょうか?

こういった制度を利用すれば医療保険に入る必要は少ないのではないでしょうか?

ぜひ参考にしてみてください!

 

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