射精後、下腹部に違和感/痛みを感じたらそれは慢性前立腺かも?

初めまして!
放射線技師のFUJI@ブロガーです。

射精後に下腹部やペニスに痛み(射精痛)を感じたことはありませんか?

それはもしかしたら慢性前立腺炎という病気かもしれません。記事を読み進め、症状や日常生活と当てはめてみましょう。

慢性前立腺自体は珍しい病気ではありません!

誰しもが起こる可能性のある病気です。しっかり治療すれば治りますので、気になる方はお近くの医療機関に受診することをお勧めします。

前立腺とは


前立腺は膀胱の下にあるクルミくらいの臓器です。
精液をつくる役割や射精、尿失禁予防に関係しています。

精巣で作られた精子と、精嚢液が前立腺液と混ざり、前立腺から尿道内へと排出されます。

この前立腺に何らかの炎症を起きた状態が前立腺炎です。

慢性前立腺炎は、細菌感染によって炎症を起こす急性前立腺炎とは異なり、会陰部の痛みや不快感、その他に下半身にさまざまな症状が現れます。

熱はなく症状も比較的軽症ですが、特効薬がないため長期的な治療が必要となります。

大きく二つのタイプに分けることができます。
・分けて細菌が感染して起きる細菌性タイプ
・細菌感染が確認できない非細菌性タイプ

この二つ以外にも、明らかに炎症を起こしているにもかかわらず、自覚症状のない場合もあります。

急性細菌性前立腺炎とは
尿路感染症の一つであり、発熱(38度以上の高熱)、寒気、倦怠感、全身の筋肉痛などの風邪に似た全身症状を起こします。
前立腺を触診すると、激しい痛みを伴う事が多いです。また前立腺が腫れて排尿しずらい、頻尿、排尿痛みなどを伴います。

基本的に抗生物質の服用で治療を行います。

原因


比較的若年者(20歳前半~40歳)によくみられる前立腺の病気です。

大腸菌の細菌に感染して起きる急性細菌性前立腺炎から進行して生じることもありますが、ほとんどの場合、原因がよくわかっていません。

非細菌性の場合はクラミジアなどのSTD(性感染症)が原因の場合が多いです。

その他にも長時間のデスクワークや自動車運転など、長時間座ったままの姿勢を取り続ける人に多いのも特徴です。

長時間同じ体勢を続けることで血流の流れが悪くなることが原因と考えられています。

飲酒、ストレス、疲労、冷えなどによって体の抵抗力が低下することも、発症してしまう原因となります。

未だ原因ははっきりと解明されていませんが、前立腺周囲の血流不全や、排尿障害、骨盤部や下半身の神経異常、性ホルモンの異常などが原因と考えられています。

症状


主症状
・会陰部や下腹部などの痛み/違和感/不快感
・残尿感・頻尿・尿道の違和感・射精痛・勃起障害など
このようにさまざまな症状が現れます。しかしいずれも症状は比較的軽症で、発熱はありません。

前立腺炎といわれますが、前立腺付近だけでなく、腰、尿道、足の付け根、下腹部など、前立腺とは関係のないような部位にも症状が現れます。

検査・診断方法


肛門から指を挿入して、前立腺を触診する直腸診を行い、腫れや圧痛の有無などを確認します。

他にも前立腺をマッサージし、尿道から出てくる前立腺液を調べ、白血球の有無や数、細菌の有無などを調べる場合もあります。

場合によって尿検査や血液検査を行うこともあります。

治療


主に薬物療法(薬を服用)が中心となります。
薬物療法では、抗菌剤や抗炎症作用のある薬を内服しますが、前立腺には抗菌薬が届きにくいです。
そのため、急性前立腺炎よりも長期間の服用が必要となります。

場合によって、数ヵ月間の服用が必要になる時もあります。

原因がクラミジアなどの細菌性の場合は、抗菌剤により比較的早く症状が改善してきます。

症状によっては、漢方薬、精神安定剤なども併用することで症状が早く改善することもあります。

症状が改善しない場合、複数の薬を組み合わせたりするなど、長期的な治療が必要になるケースが多いです。
時には、前立腺マッサージを行うこともあります。

予防/治療後の注意


飲酒や過労、緊張、冷え、長時間の座位、ストレス、慢性的な骨盤の物理的刺激などはリスク因子はなるべく排除するようにしましょう。

日常生活から意識することが大切です。

長時間のデスクワークや自動車の運転はなるべく避け、合間に席を立つ、車から降流などして少しでも体を動かしましょう。
こうした心がけで予防することができます。入浴で体を内側からを温めると症状の改善につながります。

また、こまめに水分補給することも予防に効果的です。

まとめ

如何でしたでしょうか?
ご自身の症状や生活環境と照らし合わせて、もし重なる部分があれば改善していきましょう。

慢性前立腺とは男性であれば、誰でもかかる可能性のある病気です。

普段の心がけで予防することも可能です。普段、デスクワークや長時間運転する方は、こまめに休憩を取り、水分補給を忘れずにしましょう。

喉が渇いていなくても少し飲むことで、予防になります。

できることから始めていきましょう!

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